1980年初頭、HMKLやリベット、ムラセミノー等のハンドメイドミノーがブームになりました。
そのどれもが関東を中心としたモンスターブラウン等のトラウトをターゲットに作られた物でした。

そこで、当時ホームフィールドであった池原や七色ダム等、関西を中心としたバスフィッシングに特化した、
ハンドメイドルアーが欲しくて作り出したのがTakasuMinnowでした。

ダム湖や野池のような止水域専用のバランスとサイズ感、キャスタビリティーを追求して作り上げたのが後にTakasuMinnowを代表する「ONETENPOP」でした。

その後、琵琶湖でJBTAのトーナメントも始まり、マザーレイク中心の釣りに変化していくにつれて「ONETENPOP」も変化を遂げ、広大な琵琶湖に対応する為、飛距離アップの為にリップを取り払い、集魚力アップで膨張色と乱反射効果で全身ラメをまとわせ、波間でも見失わないように蛍光レッドのレッドヘッド塗装を施したペンシルミノー「Poet11」として生まれ変わりました。

そして独自のラメ塗装を総称して「湖北Spesial」と名付けました。

そのどれもが当時では初めての試みで、琵琶湖湖北では圧倒的な釣果を発揮し、
「30人中30人が湖北Spesialを投げている」とまで言われるようになりました。

それから30年以上たった現在、TakasuMinnowは進化しながら今も生き続けています。

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